データー等のご説明

データに関しましては、様々な方法が有りますので、迷わずご相談下さい。お見積もり無料!

カットデーターとは

■アウトライン化とは

上の図の様に、線で表現されたものをアウトラインデーターと言います。
特に文字はアウトライン化されたデーターでなければなりません。ファイルをメールなどで送る場合やファイルのやり取りの際に相手に無いフォントは文字化けをして正しい文字の形が伝わりませんので「必ず文字のアウトライン化」をして保存して下さい。
図形なども、アウトラインでのデーターでなければならず、JPGやExcelなどで作られたデータは、アウトラインにはなっておりませんので、変換作業が必要になり余分な費用が掛かってしまいます。アウトラインでのファイルには、Illustratorの「.ai」やCADソフトのDXFファイルなどが有ります。

■周囲長とは

上図の様にデーターの全ての周囲長でそれぞれのカットの時間や金額が出ます。
マルチカットやレーザーカットについては、このデーターで1分当たりに切れるメーター数を割り出す元になります、予め設定値が決まっておりますので、データーが有れば速攻お見積もりが出るという仕組みです。その為にこの周囲長が必要になるわけです。
では、そのデーターが無ければお見積もりは出ないのか?・・・いいえ 無ければ、長年の勘でお出ししますが概算になってしまいます。^^
もっとも、皆さんが全てアウトライン機能をお持ちでは無いと思いますので、次の説明で、どうしたらアウトライン化出来るかご説明致します。

アウトラインを作る

■手書き文字などの場合

自由に書き貯めたものからお気に入りを切り取ります。
手書き文字を製品化したい場合、まず原稿をスキャニングします、JPGやPICTデーターをIllustratorに読み込みます、ラフな原稿ですとIllustratorの機能に便利なライブトレースというものが有り、色々なトレース機能を持っており、以外に簡単にアウトラインを取ってくれますので、後は微妙な修正を加えてデーター化します。

アウトラインになったデーターは、色々な修正や位置の変更などが自由に出来るという事です、ベタの原稿は、レーザー彫刻の彫り込みに使え、アウトラインは切り文字に使用出来るという事です。

■データーをレーザーにかけて完成です

手書きの文字には独特な味があります、その風合いを壊さずに製品化するために、この様なデーター作成のやり方も有ります。レーザー彫刻の場合はJPG画像を直接レーザー用データーにする事も出来ます

それぞれの作業に必要なデーターを簡単な表にしましたが、データー変換等の出来る場合が、御座いますのでお気軽にご相談下さい。
特に書体に関しては、お使いの書体名を明記して頂けると助かります。

プレビュー画面とアウトラインの違い

■手書き文字などの場合

上段の左の線は、線の太さの設定で太く見えます、右側はその線をアウトライン化した物ですが、実は!大きな違いが、カットでは、線の扱いは用途に応じて、線を単に切るのか、線の太さのアウトラインを切るのかで大きく違ってきます。

取付に便利なゲージのご説明

■取付ゲージって?

ゲージを所定の位置に仮止めしてから切り文字を貼って行きます、ゲージは簡単に取れ、複雑なレイアウトも誰でも完璧です。

縁取りのあるカットは正確さが重要です。

マルチカットではマルチ作業でとても助かる方法が有ります。
ルーター機能とカッター機能が一つの作業として使う事が出来るのでシートのベタ貼りをしてから
先にカッターで原稿通りのラインカットをして外周のカットをルーターでカットします。
初期の段階ですのでシートは楽に剥がすことが出来ますので、位置合わせや、後貼りの苦労が有りません。
今までの苦労が、嘘のようです出来上がりは完璧!是非お試し下さい。

カルプ文字と両面テープ

カルプ文字に両面テープを付けて出荷する事はとても多い商品です。
ルータカットでは、両面テープをカットするのは至難の技です、裏紙が剥がれやすいのと裏紙の表面がツルツルしていて加工が出来ない、はずですがトンボは見事に克服しました^^
通常はライン通りのカットになりますが、ご希望でオフセットを掛けた仕上げも出来ます。

レーザー加工の可能性

写真のように波打った様な形状でもレーザーは或る範囲であれば、直進性を生かして彫刻をする事が出来ます。
詳しくはレーザー彫刻のページにも説明が有りますので合わせてご覧下さい。

象眼加工 (はめ込み加工)

象眼加工とは、古来から有る技法で装飾箱や印籠などに貝の象眼加工を見かけた方も多いと思います。
看板では、ステンレスの看板に文字だけが光っている看板に使われています、共にレーザーで抜いた文字に切り文字をはめ込み中から照明を当てたりします。文字の隙間から光が漏れると台無しですね、使われる素材の違いで切りシロ(オフセット)の計算が大切になります、レーザー加工とマルチカットと組み合わせたりして加工することが出来ます、精度を追求する場合はマルチカットに軍配は上がります。

トンボは挑戦します。

福沢諭吉翁に縁の某大学内のCoffee Shopから依頼されたと某飲料水メーカから、コーヒーにミルクパウダーを掛け、福沢諭吉の似顔絵を表現したいと問い合わせが有りました。
それも原稿もデーターも無い・・・彫刻なら難なく出来るのですが、似顔絵を切り抜かなければならず、それも極力ご本人に似て欲しいと、他で出来ないならトンボがやるしかないとネットで顔写真を手に入れてIllustratorで早速データをアウトラインにする作業に入りました、ライブトレースでは細かすぎてカットが出来ません。